これからトリマーを目指したり、現在トリマーの男性の方は、トリマーという職業の将来性や収入の上げる方法を考えている方は少なくないようです。
専門学生の生徒は女性が9割以上で男性は1割以下であることも珍しくありません。
女性メインの世界だからこそ、男性の感覚が優位に働くこともあり、一概に男性だから不利ということはありません。
そこで、男性トリマーの将来性と収入の上げ方を今回は開設行きますね。
就職した先の形態によって大きく将来性は変わる
例えば、トリミングのみしかやらない店舗であれば、個人店のようなトリミングサロンが多いでしょう。
その場合、店長以上の給料を貰うのは難しいですし、売上を作るのは自分の努力では難しい部分もあります。
また、大きな企業のペットショップの中に入っているトリミングサロンであれば、また話が変わってきます。
生体販売などがあれば歩合がつくことも多く、トリミングサロン専門店よりは給料が高い傾向があります。
また、出世をすれば大きな企業なので給料を上げることは可能です。
しかし、大きな企業であると、トリミングサロンで独立をするのが難しくなってしまうので、最初の就職先で将来性は大きく変わることは覚えておきましょう。
もちろん、本人の努力次第で変わる部分もあるので、大きな企業からトリミングサロンを独立するのも選択肢の一つです。
男性トリマーの多くは将来性が不安に思ってる
男性トリマーにとって将来性について不安に思ってる方は多いようです。
これは選択によっては将来性はありますし、行動によっては苦労する将来にもなってしまうということです。
通常のトリミングサロンであれば、収入が高くても30万に届くか届かないかのレベルが多いので、これ以上の収入を上げるには独立の選択肢が必要になります。
なぜ高くても30万しか貰えないのか?
条件が良いトリミングサロンでも30万しか貰えないのは、単純に一人のトリマーが作れる売上が少ないからです。
30万の給料を貰うトリマーであれば、月に70~90万ほどの利益が必要です。
そんなに必要なの?と思うかもしれません。
なぜなら、トリミングサロンは家賃・光熱費・消耗品費の経費はもちろん、交通費や社会保険で費用がかかるので、店舗が利益を出すにはこれくらいの売上が必要になります。
また、もし送迎をしていたら、駐車場代・保険・ガソリン代・車の買い替え費用など、目に見えない費用も必要です。
お店は事業としてやってるので、人を雇うのは利益を出すためで、利益をまるまる欲しいという考えになってしまうのは危険です。
年収400万の壁。年収を上げるには独立をすべき
トリマーで年収400万以上の収入がある人はほんの一握りです。
多くは200~300万台の年収なので、これ以上を超えることは雇われたままだと難しいです。
もちろん、給与条件がいいところであれば、400万以上を超えることは可能ですが、それは数少ないトリミングサロンになります。
400万円以上の年収を狙う場合、必然的に独立のルートになるでしょう。
独立はリスクがあるし、リターンも大きくはないが…
独立に関しては失敗するリスクもありますが、一人でトリマーとして軌道に乗っても、忙しい割には月40~60万ほどの利益のケースがほとんどです。
しかも、開業資金も必要なので、リスクを取らなければ収入を上げることは難しい。
ただ、あの時行動しておけばよかったという後悔をすることはないでしょう。
未来の後悔はあなたの今の行動で決まります。
将来後悔しないような決断をしてくださいね。
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