トリマー3年目になれば、一人である程度の業務がこなせるようになり、仕事に対して自信がつきはじめてくることだと思います。
しかし、今までは新人ということで許されていたことが許されなくなったり、先輩という立場に変わって、どう立ち振る舞っていいのか戸惑うかもしれません。
これは次なるステップへ進むためには欠かせないものです。
これを乗り越えれば、あなた自身は大きく成長をすることができているはず。
今回はそんな迷えるトリマー3年目の人に向けた内容になっています。
後輩を育てる意識を持つ
3年目となると後輩もできて、店長やオーナーから教育を任せられていることもあるでしょう。
しかし、今まで教わっていた立場だったのに、教える立場になりどうしたらいいか悩んでるいるひとも多いようです。
ここで大事なことは、あなた自信が教えてもらっていた立場の時を思い出してください。
先輩のあの教え方が分かりやすかったとか、逆に分かりにくかったからこういう教え方は止めておこうとなるはず。
教え方で良かったとかわかりやすかったことをマネしてみると、あんがいうまく教えられると思います。
もちろん、後輩によってはなかなかうまくできなかったり、何度教えても失敗することもあるかもしれません。
成長速度は人それぞれなので、その人の性格に合った教え方をすることがベストです。
基本的には怒らないで、なぜ失敗したかの原因を一緒に考えて、その原因を潰すようにすれば、失敗を減らすことができます。
もしかすると、失敗の原因は仕組みこともあり、仕組み自体を変えたほうがいいこともでてくるでしょう。
その場合は、店長やオーナーに仕組みの改善提案をするのもオススメです。
店がより良い方向に向かうのであれば、店長やオーナーも聞いてくれるはず。
後輩の成長はあなた自身の成長にも繋がります。
一緒に成長をしようという気持ちで接してあげてください。
セミナーに参加してみる
仕事で学べることも多くあると思いますが、やはり限界はあります。
その時は自分の興味のあるセミナーに参加をすると、大きく成長につながるはずです。
例えば、憧れている人のカットセミナーでもいいですし、デンタルケアやシャンプーなどのセミナーなどもあるので、きになるものに参加してみましょう。
また、ペット業界に限定せずに、面白そうなセミナーがあれば受けてみると、違う視野が広がるはずです。
お店がより良い方向に向かうようなことを考えてみる
犬の飼育頭数が減り、今後経営が厳しくなるトリミングサロンは増えていきます。
変化に対応できないトリミングサロンは潰れていってしまうので、お店がよりよい方向に向かうためのことを考えてみましょう。
転職も視野に入れる
もしあなたが今の待遇に満足していないなら、条件のいいトリミングサロンや動物病院への転職を検討してもいいと思います。
もちろん、その前に店長やオーナーに交渉をして給料・休み・労働時間の交渉をしてみましょう。
今は人手不足の時代なので、条件のいいトリミングサロンや動物病院は増えています。
もちろん、待遇以上に人間関係などの方が大事なケースも多いので一概には言えません。
また、独立を目指す人はこのくらいの時期から少しずつリサーチをし始めると良いと思います。
目標設定をする
1年目などは一人でカットをきれいに仕上げることが目標だった人も多いと思いますが、3年目になるとある程度カットもできて、落ち着く時期でもあります。
そのため、次なる目標設定してみましょう。
例えばJKCライセンスの取得を目指したり、独立開業するなどの目標を設定してみましょう。
ただ、ここで注意したいのは、大きな目標を一つ設定をしたら、中くらいの目標を設定して、その下に更に小さな目標を設定します。
大きな目標:開業
中くらいの目標:プードルを一人で完璧に仕上げられる・300万円貯める
小さな目標:カット時間2時間以内・節約する(月1万円貯金)
小さな目標を達成していったら中くらいの目標が達成できて、その先の大きな目標を達成できるような設定をするのがオススメです。
ここで注意したいポイントは、目標は具体的に落とし込みましょう。
上の大きな目標である開業も、具体的な地域名なども一緒に記載をして、より目標に具体性をもたせることは大事です。
まとめ
3年目となると責任ある立場になってくると思います。
とくに後輩の教育で迷われている方が増える時期でもあるので、自分が教えられてよかったと思う教え方をしてみてくださいね。
また次なる目標を設定するいい時期でもあります。
ぜひ目標設定をしてさらなる高みを目指してください。
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