これからトリミングサロンを開業するなら、トリミング料金の値段の決め方に悩むはずです。
最初の値付けを失敗してしまうと、なかなか値上げをしにくく、自分の首を絞めてしまう結果になってしまいます。
そのため、正しいトリミング料金の値段の決め方について解説をしますね。
競合店のリサーチ
まずは、あなたの店と競合になる店舗をリサーチしましょう。
たいていの店はサイトがあるので、料金表やサービスのレベルを見てみましょう。
また、知り合いがいて、接客や技術のレベルがわかれば理想的です。
もしサイトがなかったり、情報がつかめない場合、直接連絡をしてリサーチするのも手です。
自分で電話するのが難しかったら、友人などに頼んでみてもいいでしょう。
このリサーチを怠ると、取り返しがつかなくなるので、必ずやるようにしてください。
ただ、サイトもないような店舗だと、あまりやる気がないので、その時点で大きな勝ち目があります。
付加価値はつけれるかを考える
あなたのお店にお客さんがくる理由になる、付加価値をつけれるかを考えましょう。
たとえば、デザインカットが得意なら、デザインカットを全面に押し出して多少単価を上げても問題ありません。
あなたが強みだと思っている部分、強みにしたいものを考えると、付加価値が見つかると思います。
また、単価アップはオプションなどを積極的にアピールするといいと思います。
たとえば、歯みがきのオプションはかなり人気の高いオプションので、ぜひ導入をしてみましょう。
以下のリンクは歯みがきについての記事になっているので、導入の参考にしてみてくださいね。
あなたの店の強みと比較をした価格設定
競合店の比較と付加価値によって、あなたの店の料金が決まります。
競合店より技術は低いけど、付加価値をつけることで競合店と同じ価格でも問題ありませんし、逆に高めにつけることだってできるはず。
トリミング料金はお客さんが満足する値段でなければリピーターにはなりません。
お客さんの評価は誰かと比べた相対評価になるので、競合と比較したときの”客観的な視点”が大事です。
最初は強気の設定でも問題ない
最初に値段を決めたら上げることは難しいです。
そのため、最初は強気の価格設定でも問題ありません。
数百円値下げをしたところで、お客さんが1.5倍になる!なんてことはないので、最初は強気の値段設定で問題ありません。
もちろん、あまりにもお客さんがこなければ、値付けに失敗している可能性が高いです。
ただ、固定客がついてお店が回るようになるまでは1年〜2年ほどは見たほうがいいでしょう。
この期間はガマンの期間だと思って、少しずつお店を育てる感覚でいるといいと思います。
値下げすることは簡単だけど、なるべくしない
値付けを失敗したと思っても、簡単に値下げをするべきではありません。
なぜなら、値下げをしてもそこまでお客さんが増えるわけではないからです。
当店でも単価が少し高いシャンプー犬種の値段を下げてみましたが、お客さんが極端に増えることはありませんでした。
この経験があって、安易に値下げをしてもお客さんは増えないということがわかりました。
だからこそ、値下げよりも付加価値をつけれないかを考えることが大事です。
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