学生時代とは違い勉強してきたことを仕事をするようになり、憧れていたトリマーとしての生活がスタートです。
しかし、学生から社会人になり、今まで大きく生活環境が変わるので、戸惑うことも多いでしょう。
不安に思う人もいると思いますが、生活のリズムができてくれば、それが日常になるはずです。
ただ、慣れるまでに色々な苦労もあると思うので、今回はトリマー1年目の人に向けた心構えなどを書いた教科書的な内容になっています。
最初の3ヶ月は職場の雰囲気に慣れ、仕事の流れを覚える
新卒で入社をした場合、まだ右も左もわからない状態です。
そのため、先輩や上司から指示を受けて行動するようにします。
まだ1年目は自己判断をせずに、先輩や上司に確認をしながら行動に移すことが大切です。
少し難しいような内容は、メモを取りながら作業をしましょう。
ただ、お店の方針によってはメモではなく、その場で覚えるように支持される場合もあるので、その場合はお店の方針に従いましょう。
また、少し空いた時間などあれば、空いた時間にやることなどを事前に聞いておき、言われなくても行動できるようにするのがベストです。
失敗はどこができないのか原因を探る
トリミングはシャンプー・ブロー・カットの全てが一つになって、キレイに仕上がるかどうかが決まります。
どれかが一つ欠けても、カットが上手に仕上がらないので、カットを仕上げるにはどれも手を抜けません。
最初から完璧にこなすことは不可能ですが、できなかった箇所の「できなかった理由はなにか?」というところは常に意識をしましょう。
もちろん、失敗はトリミングだけではなく、他のことでも起こりうるので、その時にも必ず、できなかった理由を探してくださいね。
カットはハサミやコームの使い方・角度・立ち方なども常にどんなふうにしたらいいのかを意識をするだけでも上達が格段に早くなります。
注意されたり怒られても凹みすぎない
注意されたり、怒られたりすると、誰だって嫌な気持ちになりますよね。
ただ、先輩や上司もあなたのことを嫌いで注意してるのではなく、あなたに成長をしてほしいから注意をしています。
もちろん、ときには理不尽なこともあるかもしれませんが、理不尽だと思うことは聞き流するくらいの心構えでも問題ありません。
休むときはしっかり休む
ただでさえ、1年目というのは気疲れをしがちなので、休みはしっかりとリフレッシュをすることも大事です。
なるべく休みの日は仕事のことを考えないようにする切り替えして、リラックスをしていきましょう。
学生時代より使える時間が増える人もいると思うので、趣味などの時間をしっかり確保して私生活も充実させていきましょう。
いいと思う部分は盗む、悪い部分は反面教師にする
先輩や上司の良い部分は徹底的に盗んであなた自身をアップデートしてください。
いい部分は盗んでも怒られることはないので、積極的に取り入れていくと、面白いように自分の理想になれるはずです。
それとは反対に悪いと感じる部分は反面教師として、マネしないようにしてくださいね。
完璧な人はいない前提で、あなたが理想と思う人を目指して盗んだりマネをすることはとても大事です。
それが、格好であろうと発言や思想でも構いません。
その人になりきるくらいでもいいので、意識をするだけで行動や発言が大きく変わってくるはず。
苦手な人でも避けない
自分で壁を作ってしまうと、それは相手にも伝わってしまいます。
人間なので多少苦手に思う先輩や上司、お客さんもいるかもしれませんが、こちらから懐に飛ぶこむと、感じ方が変わることも多いです。
改善点は提案してみる
トリミングサロンの中で、「こうしたらもっといいんじゃない?」と思うことも出てくるかもしれません。
その時は上司や先輩に相談をしてみましょう。
1年目だからといっても、お店がよりよい方向に向かうようにするのはとても大切で、しっかりと意見を受け入れてくれると思います。
もちろん、理由があって改善ができない場合もあるので、その場合もヘコタレずにお店のために思うことを見つけたら提案してみましょう。
まとめ
私自身もそうでしたが、1年目は本当に大変です。
しかし、大変の中にも楽しさややりがいもあるので、大変を楽しむくらいな気持ちで望むようにしましょう。
また、近い人に相談できるような人がいない場合は、LINE@で相談にもトリマーさん向けの悩み相談なども行っているので、良かったら登録してくださいね。
LINE@では登録者限定の経営の考え方も発信しているので、なとなく独立を考えている人の登録もおすすめです。
コメント