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トリマーの給料はなぜ安いのか、現役経営者が答えます。

なぜトリマーの給料は安いのか?

これからトリマーになりたい人、今すでにトリマーだけど給料が上がらないと嘆いている人は多いと思います。

そこで、現役のトリミングサロン経営者の私がお答えします。




それは既存の構造では儲からない事業だから。




この答えで納得をしない人もいるかもしれませんが、トリミングサロンという既存の事業モデルが儲からないビジネスであることは、トリミングサロン経営者であれば誰もが知るところです。


給料が上がらないのは、経営者が還元をしないから給料が低いんだ!と、思ってる方もいるかもしれませんが、それは誤解です。


多少の還元率の悪さはあるかもしれませんが、このトリマー不足の世の中、給料や待遇が悪ければ辞めて条件のいいところにすぐに転職ができるので、経営者もなるべく還元をしないと自分で自分の首を締めることになります。



給料が低い理由は、そもそもの売上が作りにくいからです。

これはあなたの責任ではなく、経営者の責任とも断定はできません。

業界の構造的に仕方がない悪循環になってしまっています。




そもそもトリミングは時間単価がかなり低く、例えば単価8,000円のプードルカットを2時間で終わらせる場合10分660円、2時間半なら10分530円の単価です。

これが高いのか安いのか分かりにくいと思うので、身近にある1,000円カットを思い出してみてください。




1,000円カットは10分で終わらせるように作られてる事業モデルです。

そのため、10分1,000円の単価が平均単価になります。

これと比較をすると、いかにトリミングサロンの時間単価が低いかが分かるかと思います。


もちろん、10分1,000円の単価でずっと混み続けてる訳ではないので、トリミングサロンのように予約で毎日いっぱいという風にはなりにくいですが、やはり効率的には1,000円カットより圧倒的に低くなってしまいます。

地元にある1,000円カットの求人を見てみると、平均の給料より高いことが多いと思います。

それくらい1,000円カットは効率がいいし、需要が高いということです。

ちなみに、売上は税抜の計算です。

人を雇うくらいの店舗であれば、年間の売上が1000万円を超えると思うので、消費税は支払う義務があり、消費税込みの金額では計算しないでください。

消費税はお客さんから預かっているお金で、1年に1回支払い義務が必ず発生します。




話を戻すと、あなたの給料はあなたが売上を作った中から支払われます。

そこから雑費など原価や、社会保険料などの支払いが発生するので、売上=給料という風にはなりません。

その他にも、売上の中から家賃や税理士費用、設備投資などの費用に回ると覚えておいてください。

ちなみに、税抜の計算です。

人を雇うくらいの店舗であれば、年間の売上が1000万円を超えると思うので、消費税は支払う義務があり、消費税込みの金額では計算しないでください。


社会保険料に関しても、従業員が毎月支払っている同じ額を経営者も支払っています。

例えば、あなたが毎月2万円、厚生年金や健康保険で給料から天引きされている場合、経営者も2万円の社会保険料を収めないといけません。

一人あたりの社会保険料は4万円ですが、従業員と経営者が折半をしている形です。

ただ、厳密には経営者が負担している社会保険料も経営者に取っては給料の一部という認識で計算をしてきます。

例えば、20万円の給料で社会保険料が2万円天引きされている場合、経営者が2万円支払っていると思いがちですが、考え方を変えるとその人には22万円の実質のコストが掛かっている計算です。




また、新卒の子は売上をほとんど作ることが出来ないので、短期的には赤字です。

ただ、短期的に赤字だからといって、経営者も赤字にしたくて雇ったのではなく、伸びしろがあると思って雇っているわけなので、赤字だから悪いという風には思わないでくださいね。






トリミングサロンの経営において、一番高い固定費は人件費です。

家賃で50万とかかかるような店舗であれば別ですが、大半のトリミングサロンは10〜20万くらいの家賃の中でやっていることがほとんどだと思います。


それは全ての売上から支払わなければいけない固定費です。




あなたは自分の月間の売上がだいたいどのくらいかご存知ですか?



ここで月間の売上がいくらか理解できないまま、給料が低いというのはマズイです。

なぜなら、給料を上げるための手段すらわからないからです。


まずは実際に自分が上げている売上を計算してみてください。


そこから、実際に自分に支払われている給料が、先程書いた諸経費を差し引いて適正かどうかはある程度計算が出来るはずです。




給料が今より10万円高くもらいたいなら、今より20〜30万ほどのトリミングで売上を作れば実現できる可能性が高いです。

ただ、トリミングは時間単価によってあるていどの売上上限が見えてしまいまうので、ハードルはかなり高いです。

そこでオプションの販売促進、トリミング来店頻度向上の施策、物販販売促進などが挙げられます。

ただ、物販などは原価などもかかるので、大体利益率が30〜40%ほどだと思います。

そのため、1,000円の商品を販売したら、300〜400円ほどが利益となるので、その辺りは頭に入れておいてください。



これらはすでに来店されているお客さんに対してできる施策で、すぐに実行可能なものだと思います。

また、予約が埋まっていないようなら、予約を埋めるためにインスタに注力したり、ホームページでSEO対策や、広告を打ってもいいと思います。

トリミング料金の値上げに関しては、離れてしまうお客さんも多いので、値上げをする前は必ずお客さんの満足度を高めておいてからにしましょう。

値上げに関しては経営者と相談をしなければ実現できませんし、値上げをためらう人も多いでしょう。

なぜ経営者が値上げをためらうのかと言うと、お客さんが離れてしまうリスクがあまりにも高いからです。

売上というのは単純に値上げをしたから上がるというものではなく、離れてしまったお客さんの損失を考慮して、その損失以上に売上を作らないといけません。

値上げをしてその損失を賄えきれる売上を作れる根拠を提示する必要があります。


よく、経営者は私のことを分かってくれないという話を聞きますが、それはあなたが提案している根拠が弱いのかも知れません。

これを変えることで、何が変わって、結果的にプラスになるみたいな理路整然としたものが必要です。

もし経営者が納得をしてくれない場合は、理論武装をして変化をする方向に誘導できるのがベストです。


それでも何もアクションを起こしてくれないようなら、転職か独立を検討してもいいと思います。


給料を上げる方法には3つあります。

①一つは売上を上げて給料を上げる
②転職をする
③独立をする


給料を上げるにはこのいずれかの方法です。逆に言えば、何も変化をしないで給料を上げるというのはとても難しいです。



また、新卒で給料が高い店舗に就職すると、そのお店で働いていれば色々と待遇がいいと思います。



ちなみに、動物病院のトリマーは比較的待遇がいいことが多いですが、これは動物病院はトリミングを宣伝ツールと治療の目的であることが多いので、トリミングでそこまで利益がでなくても、動物病院で利益が出ていれば問題ないからです。

これは業界的な構造のおかげとも言えるかも知れません。

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