突然ですが、月商100万円って無謀な数字だと思いますか?それとも、余裕な数字だと思いますか?
この100万という数字は、お店の規模によっても余裕で達成できるところもあれば、逆に難しい数字だと思うかもしれません。
たとえば、地方や都心でのトリミングの単価によっても到達する金額は違いますし、トリマーの人数によっても変わってきます。
都心で集客力が高く家賃が20万ほどするトリミングサロンなら、月商150万~200万くらいは目標になってくると思います。
ちなみに、地方のトリミングサロンでトリマーは2人。うちの店の平均月商は80万ほどで、月商100万に届くのは12月の繁忙期といった感じです。
月商100万を達成した条件
当店のトイプードルのカットは6,000円ちょっとで、近くの競合店と比べると若干高めの設定。
トリミングはカットが7割ほど、シャンプーが3割とカットのほうが少し多いです。
カット時間のすき間にシャンプーを入れられると、もう少し効率よく回転させることができると思います。
シャンプー単品を導入して来店頻度をあげる
オススメは通常のトリミングにプラスして、シャンプー+ドライのシャンプー単品の導入。
シャンプー単価2,000円~だったら2ヶ月のお客さんも間に1回シャンプー単品をするで来店頻度が多くすることが可能です。
また1ヶ月に1度のお客さんも間にシャンプー単品に誘導できれば、それだけで売上も次回のトリミングスピードも早くなります。
ただ、2週間は最低あけないと皮ふによくないので、これ以上の頻度ではオススメしないようにしてください。
トイプードルのカットは最低6,000円
月商100万を目指すなら、地方でトイプードルのカットで6,000円は必要です。
そのため、6,000円以下なら値上げをする方向に持っていきましょう。
値上げで離れるお客さんは当然いますが、技術やサービスが他店より優れていれば、お客さんはついてきてくれます。
値上げの際は値上げする理由を前もって、ていねいに説明をするようにすれば大半のお客さんは納得してくれるはずです。
また、値上げをする際は、値上げ前にはなかった付加価値をつけることで、お客さんの納得度は変わってきます。
オプションで単価500円~1,000円アップを狙う
オプションメニューの中で一番人気は「歯みがき」です。
歯みがきは原価もかからず3分程度で500円ていどの単価アップになるので、積極的にアピールをしたほうがいいオプションになります。
実際に歯みがきをしたお客さんは効果があると高確率で言ってくれるので、リピーターになる人が多いオプションの一つです。
また、マイクロバブルやハーブパックなど、1,000円アップの単価を上げることができれば理想です。
このオプションを頼む飼い主さんは意識の高い飼い主さんなので、良質なドッグフードなどの提案をしたら購入に繋がるケースは多いです。
例えばオプションのフルコースで、「歯みがき・マイクロバブルう・ハーブパック」などのコースを2,000円で提供するなど、セットにすることでお客さんは頼みやすくなります。
物販にも力を入れる。とくにドッグフード!
物販のメイン商材はドッグフードになる店舗は多いと思いますが、ドッグフードはリピーターになりやすい商材なので、毎月安定して売上をあげることが可能。
ただ、地方でもネット通販を利用しているお客さんは多いので、ネット通販にお客さんが流れないような仕組みづくりは大事です。
そのため、ネットで買っても店舗でも買っても値段が変わらないようなドッグフードや、ドッグフードを買ってくれた人に+αの付加価値を提供したほうがいいでしょう。
ペットホテル・一時預かりも可能ならやる
ペットホテルや一時預かりをやっていないトリミングサロンで、売上を伸ばしたい店舗はホテルや一時預かりを導入したほうがいいでしょう。
人数が少なくても回せるので、効率よく売上アップにつなげることもできます。
また、ホテル利用時にトリミング予約で特典などをつければ、ホテルのついでにトリミングを利用するひとも出てくるでしょう。
イベント商材は積極的に販促する
クリスマスケーキや犬おせちなど、イベント商材は購入する飼い主さんは多いです。
とくにクリスマスケーキは小さな店舗では30個以上狙えます。
また、犬おせちもドットわんを販売しているピュアボックスの商品なら、5,000円ていどと高単価ですが、お客さんの反応は悪くはありません。
もちろん、クリスマスケーキよりは売れませんが、売り方次第では面白い商材になると思います。
いちばん大事なのはリピーターをしっかり積み重ねること
今まではテクニック的なものも紹介してきましたが、一番重要なのはリピーターのお客さんを増やすことです。
そのためには、テクニックだけではなく、立地・料金・技術・接客・知識の5つが揃うこと必要。
変えることはできいない立地は置いておいて、技術や知識は常にアップデートしていく姿勢は忘れないようにするべきです。
また、定期的なイベントを開催することで、店舗やお客さん同士のつながりだけではなく、お客さん同士の犬コミュニティができ、信頼関係がさらに強いものになります。
お店を中心として犬コミュニティができれば、他店にはない魅力があなたの店舗に生まれます。
よかったら以下のアンケートに答えてみてくださいね。
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