トリマーという職業へは年々なりたい人も減っていて、更に離職率が高い業種なので、慢性的に人手不足に陥っています。
今回の記事では、なぜトリマーという職業は離職率が高いのかを解説しています。
トリマーの離職率が高い3つの理由
労働条件が悪い
給料が安く休みも少ない職業がトリマーという職業です。
これは構造的にしかたない部分もあり、例えば一番来店客数の多いトイプードルの単価に対する時間効率が悪い価格設定の店舗が多いため、トリミングサロンはあまり儲かりません。
そのため、トリマーの給料は上がりにくいという構造があり、工夫をして売上を増やさなければ、トリマーに還元することは難しいです。
また、社会保険に加入していないトリミングサロンも多く、そういったトリミングサロンでは離職率の高いトリミングサロンになってしまっています。
離職率の低いトリミングサロンでは給料や休日などの条件が良かったりします。
体力がいる仕事で大変
トリミングは立ち仕事で、犬を相手にする職業のため体力が必要です。
慣れの部分も大きいですが、労働条件の悪さと合わさって、離職率の高い職業になってしまっています。
若いときはいいけど、年を重ねていくと限界と感じる人も少しずつ多くなっていくようです。
女性が多く妊娠のタイミングで辞めてしまう
トリマーは女性が9割の職業なので、妊娠のタイミングで辞めてしまいます。
その後、復帰するトリマーも労働条件が悪いため少ないので、慢性的に人手不足の循環に陥ってしまいます。
雇われトリマーはどうする?
また、あなたがオーナーなどではなく、通常のトリマーであれば、労働条件がいいトリミングサロンや動物病院などへの転職の検討もオススメです。
移動範囲は限られてしまう場合は、独立も検討してもいいと思います。
関連記事>>動物病院にトリマーとして就職・転職するメリット・デメリット
トリマーの離職率を低くする方法
離職率が高い理由の原因を潰せば、基本的には離職率は低くなります。
ただ、変えることができる部分は限られているので、変えることができる部分はしっかりと改革をしましょう。
労働条件を良くする
給料を上げたり、休みの回数を増やしたり、社会保険を完備することで、トリマーの離職率は大幅に改善されます。
効率が悪い部分はなるべく省き、売上を上げるための施策を考える必用があります。
効率をよくする
労働条件をよくするためには、コストがかかるので、今までよりも効率的に売上を上げる必要がでてきます。
今までと同じことをしてたら、売上は下がる一方です。
トリマーワーカーでは「売上アップ記事一覧」で売上アップに関する記事も多く書いています。
上記の記事を参考にしていただければ、売上アップのヒントが隠されていると思います。
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